13:11 終わりに、兄弟たち、喜びなさい。完全な者になりなさい。励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいてくださいます。

 

1113節は、この手紙の結びの言葉です。終わりにあたって、パウロは「兄弟たち、喜びなさい。完全な者になりなさい。励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神があなたがたと共にいてくださいます。」と述べています。

 

この手紙を読む初代の教会の人たちは、激しい迫害に遭遇したり、偽使徒たちによって惑わされたり、教会の中にも不品行や争いを重ねる人たちがいるような状況にありましたが、そのような教会の人々が、真実に神に立ち返り、心を一つにして平和を保つようにと勧められています。

 

「喜びなさい。完全な者になりなさい。励まし合いなさい。思いを一つにしなさい。平和を保ちなさい。」ということは、いずれも私たちがイエス・キリストにつながり、キリストにあって生きる時に、主がもたらしてくださる恵みなのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、愛と平和の神が私たちと共にいてくださることこそ、私たちにとってのかけがえのない慰めであり救いです。生涯、あなたと共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。