16:13 目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。雄々しく強く生きなさい。

 16:14 何事も愛をもって行いなさい。

 

ここからは結びの言葉となります。礼拝の最後に言われる祝禱と同じものだと考えてもよいでしょう。この手紙を閉じるにあたって、パウロは、「目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。雄々しく強く生きなさい。

 何事も愛をもって行いなさい。」と述べています。

 

22節には、「マラナタ」(主よきたりませ)と言われています。終わりにあたって、パウロがコリントの教会の方々に求めていることは、信仰と希望と愛であるといってもよいでしょう。

 

神に対する信仰を持ち、神を神として生きる事、すべてのことについて愛をもって行う事、イエス・キリストの再臨への希望をもって生きることが最後に記されていることです。

 

祈り

 

天の父なる神様、「目を覚ましていなさい。信仰に基づいてしっかり立ちなさい。雄々しく強く生きなさい。何事も愛をもって行いなさい。」この大切なことを覚えて生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。