2:42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。

2:43 すべての人に恐れが生じた。使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われていたのである。

 2:44 信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、

 2:45 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。

 2:46 そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事をし、

 2:47 神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。

 

初代教会のクリスチャンたちは、「信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。」「そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心をもって一緒に食事を」していたと言われています。

 

家族以上に親密な関係をもっていた。教会が神の家族であったという様子がうかがえます。このように心を一つにして共に集まり、財産をも共有して、毎日共に集まって使徒の教えに学び、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であったという姿を見ても、神がこのような信仰共同体の交わりを生み出して下さっているということが分かります。

 

このような信仰共同体が生まれ、使徒たちによって多くの不思議な業としるしも行われるようになって、これを見た人たちは、彼らのうちには神が働いておられるということを確信するようになり、この仲間に加わる人も数多く与えられていったのでした。

 

祈り

 

天の父なる神様、人類の歴史上、これほどの親密さをもって心を一つにしていった共同体は他にはないと言えるでしょう。これはやがて私たちが天の御国に引き上げられた時の姿を示すものでもあると思います。共産主義の理想的な社会もこれに似ているように思われますが、この共同体は神によって一つとされている点で全く異なるものであると言えるでしょう。神なしにこのような共同体が生まれてくることもないでしょう。人類のひとりひとりが主に在って心を一つに出来る幸いを感謝いたします。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。