心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず

常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば/主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。

 

私たちの人生は、真実に信頼できるものを求めての歩みであると言ってもよいでしょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、お父さんやお母さんを無条件に信頼して成長していきます。親は子供のためで、できるだけのことをしてやりたいと思って愛情をもって子供のお世話もしていきます。

 

けれども、お父さんやお母さんも間違ったことをしたり、失敗することもあることをやがて知るようになります。両親を信頼しなくなるわけではなくても、この世界に、真実に信頼できるものがどこにあるのだろうかと追求していくようになります。人は信頼してこそ生きていける存在だからです。

 

親に虐待されたり、いやなことをされて育つと、自分自身やほかの人をも、神をも信頼することが難しくなるようです。しかし、確かに信頼できるお方、私の主と仰ぐ方に出会うことが出来た人は幸いな人です。神様がその人に、そのような道筋を開いてくださったに違いありません。

 

祈り

 

天の父なる神様、真実に信頼できる方、あなたを心を尽くして信頼し、自分の分別には頼らず、あなたの御心のうちに歩むことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。