2:8 主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。
2:9 主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。

神は、いのちが生息できる環境を整えたのちに、海に住む生き物や植物、そして動物を創造されました。そして創造のクライマックスとして人を創造し、彼らをエデンの園に置かれたのです。

70人訳聖書では、「エデンの園」を「喜びの園」(パラダイス)と訳しています。
その名前のように、エデンの園は素晴らしい世界でした。神はそこに人を置いて、耕すことと守ることをお命じになりました。

労働は、お金を得る手段ではなく、神の創造の秩序を担っていく大切な務めです。1:28で、神は「「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」」と言われました。この世界を神の御心に従って治めていくことが人間には求められています。

祈り

天の父なる神様、あなたが造られた世界は素晴らしいものでしたが、これを治める働きを神は人類に委ねられたのです。今日、このことを自覚しながら暮らしている人がどれくらいあることでしょうか。主よ、私自身の思いによってではなくあなたの御心に従ってこの世界を治めるものとなることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。