何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。フィリピ人の手紙4章6-7節

日常生活の中で、「思い煩う」ことはないでしょうか。心の思いが、イライラした思いであったり、つぶやきであったり、不平不満の思いを度々というか四六時中占めているような人は、思い煩っている人だと言えるでしょう。

今年は、台風や地震など災害が続いた年であったように思いますが、同じく災害に遭遇した人でも、上記のような不平不満が心を占めている人もあれば、そうした中にあっても感謝の思いを持ち、心の平安のうちに生きている人がいるように思われます。

今日のみ言葉は、「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」と語ります。これは、どこに焦点を当てて生きるのかということでもあります。ここでは、「感謝」すること、「感謝」できることを見つけること、そして、神に焦点を合わせて生きることが教えられています。私たちのすべてをご存じで、私たちを助けてくださるのは神だからです。

祈り

天の父なる神様、今、思い煩い、心がうつ状態にある方々がたくさんおられます。そうした方々は、否定的なことに焦点を向けてしまいがちですが、心の向きを変えて、今すでにあなたが与えておられる恵みを見ることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。