8:21 ファラオがモーセとアロンを呼び寄せて、「行って、あなたたちの神にこの国の中で犠牲をささげるがよい」と言うと、

8:22 モーセは答えた。「そうすることはできません。我々の神、主にささげる犠牲は、エジプト人のいとうものです。もし、彼らの前でエジプト人のいとうものをささげれば、我々を石で打ち殺すのではありませんか。

8:23 我々の神、主に犠牲をささげるには、神が命じられたように、三日の道のりを荒れ野に入らねばなりません。」

8:24 ファラオが、「よし、わたしはあなたたちを去らせる。荒れ野であなたたちの神、主に犠牲をささげるがよい。ただし、あまり遠くへ行ってはならない。わたしのためにも祈願してくれ」と言うと、

8:25 モーセは答えた。「では、あなたのもとから退出しましたら、早速主に祈願しましょう。明日になれば、あぶはファラオとその家臣と民の間から飛び去るでしょう。ただ、二度と、主に犠牲をささげるために民を去らせないなどと言って、我々を欺かないでください。」

 

エジプトの王様は、イスラエルの人々が礼拝してもよいが、エジプトの国内でするようにと言いました。しかし、神の御心は一時的に礼拝を捧げることではなく、奴隷のイスラエルを解放することでした。

 

エジプトの王様は、アブの災いに閉口していたのでしょう。イスラエルを行かせることに同意します。しかし、モーセが神に祈ってアブの群れが去っていくと、エジプトの王様は、再びイスラエルを行かせないと言ってきました。

 

私たちは、聖書から教えられなければ、神について、悪魔について、悪霊の働きや聖霊の働きについて分からないものですが、この世界は、目に見えない世界において人を救おうとする神とそれを阻止しようとする悪魔の勢力との争いであることが分かります。すでに勝利しておられる、あなたに聞き従うことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。