すべてのものは光にさらされて、明らかにされます。明らかにされるものはみな、光となるのです。それで、こう言われています。「眠りについている者、起きよ。死者の中から立ち上がれ。そうすれば、キリストはあなたを照らされる。」エフェソ5章13～14節
明るみに引き出されるものは、みな、光によって明らかにされます。明らかにされたものはみな、光だからです。それで、こう言われています。「眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。そうすれば、キリストが、あなたを照らされる。」（新改訳）
「眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。」と言われています。眠っているものとは誰のことでしょうか。睡眠中の人というわけではありません。起きてはいても眠った状態の人がいるのです。これは真実が見えていない、見ようともしていない人です。聖書には他に（霊的な意味での）「盲目」という言葉で表現することもあります。
ヨハネの黙示録には、「あなたは、『わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない』と言っているが、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない。」（ヨハネの黙示録３：１７）と言われています。例えば、お金持ちで満ち足りている人でも、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない。という現実があると言うのです。
現在の日本は、モノは有り余るほどにあり、外見上は満ち足りているように見えますが、神の目から見るとき、実は、「自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者である」という現実にあるのかもしれません。実際のところ、日本人の多くが自殺をしたり、引きこもりやうつの病に悩む人がたくさんいたり、堕胎で亡くなる子供たちも世界のトップクラスであったり、至るところに偶像が建てられたり、様々な依存症に悩む人も数多くおられるのです。子供たちの間にもいじめが蔓延しており、子供たちの間に明るい笑顔を見ることが少ないと思うのは私だけではないように思われます。
神様、日本を救ってくださいと、真剣に祈り求める必要を感じさせられています。
祈り
天の父なる神様、「眠っている人よ。目をさませ。死者の中から起き上がれ。」とあなたは呼びかけておられます。神様がごらんになるとき、私たちの国、日本においても眠っている人が数多くおられるのではないでしょうか。この国が、この国の人々が真の意味で目を覚まして神とともに、その恵みのうちを歩むことが出来ますようにお導きください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。
