1:1 ヤコブと共に一家を挙げてエジプトへ下ったイスラエルの子らの名前は次のとおりである。
1:2 ルベン、シメオン、レビ、ユダ、
1:3 イサカル、ゼブルン、ベニヤミン、
1:4 ダン、ナフタリ、ガド、アシェル。
1:5 ヤコブの腰から出た子、孫の数は全部で七十人であった。ヨセフは既にエジプトにいた。
1:6 ヨセフもその兄弟たちも、その世代の人々も皆、死んだが、
1:7 イスラエルの人々は子を産み、おびただしく数を増し、ますます強くなって国中に溢れた。
今日から出エジプト記になります。出エジプト記は、モーセ五書の第二の書ですが、これは旧約聖書全体の基礎をなす書であるとともに、イスラエルの人々が神の民とされた始まりについて記されています。
「ヤコブの腰から出た子、孫の数は全部で七十人であった。」と言われていますが、この70人の名前は、創世記46章8~27節に記されています。
彼らが住まいとしていたエジプトのゴシェンの地は、とても住みやすいところであり、この時点では70人でしたが、やがてエジプトを脱出したときには、男だけで60万人になっていたと言われています。
イスラエルの12部族は、エジプト滞在中に非常に多くの民族になっていたことが分かります。
祈り
天の父なる神様、罪に堕ちた人類を救うために、私たちにもみ言葉をお与えくださり、救いの道を拓いてくださる恵みを感謝いたします。いのちを創造し、いのちを育んでいてくださるあなたの恵みが今も私たちに注がれていることを確かに覚えることが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。