10:10 彼の王国の主な町は、バベル、ウルク、アッカドであり、それらはすべてシンアルの地にあった。
10:11 彼はその地方からアッシリアに進み、ニネベ、レホボト・イル、カラ、
10:12 レセンを建てた。レセンはニネベとカラとの間にある、非常に大きな町であった。
神は、人類に「生めよ増えよ、地に満ちよ。地を治めよ」(創世記1:28参照)と言われました。これは、人類が神との関係を豊かに持ちながら、神の御心をこの地上で実践していくことが求められていたのです。
ところが、ニムロドが人々を支配するために大きな町を作り、人々を支配しようとした姿は、神によって生かされていながら、神を神としてあがめず、感謝もせず、自分たちが神のようになって自分勝手にこの世界を作ろうとしている姿がここに見受けられます。
また、「生めよ、増えよ、地に満ちよ」と言われたにもかかわらず、その当時の人々は、この地に広がっていこうとはしなかったようです。むしろ、一つ所に集まって、自分たちの力を誇示しようとしていったようです。こうした姿勢が、バベルの塔へとつながっていきます。
祈り
天の父なる神様、あなたによって生かされていることを忘れて、自分が主権者になりたいという思いを私たちは持っています。しかし、主権はあなたにあり、あなたを畏れ従う者とならせてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。