この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨めな者です。しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。コリント人への手紙第一15:19-20
もし、私たちがこの世にあってキリストに単なる希望を置いているだけなら、私たちは、すべての人の中で一番哀れな者です。しかし、今やキリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられました。

私たちが信じている神は、架空の神、偶像の神々ではありません。

この天地を創造し、今日も私たちを支え、導き、育んでおられる生ける主なる神です。聖書には、「アブラハム、イサク、ヤコブの神」という表現がよく出てきますが、これは、実際にこの歴史の中で、具体的に、アブラハム、イサク、ヤコブと共に働き、その契約を守ってくださったお方であることを表しています。

 

神は、始祖アダムが罪を犯したために私たち人類と恵みの契約を結び、私たちを罪と死の中から救い出してくださるという約束を、言われたとおりに実現してこられたのです。この歴史の中に、神はその約束を、その通りに実現してくださっています。

 

今から約2000年前にイエス・キリストがこの世に生まれ、救い主としての生涯を送ってくださいましたが、旧約聖書は、すべてこのイエス・キリストを証しているものです。旧約聖書には主イエスについてのたくさんの預言がありましたが、すべて預言されたとおりに実現してきています。神がこの歴史のうちに働いておられるからです。

 

そうした中で私たちに求められていることは、「信仰」です。神に信頼し、信仰をもって生きることが、やがて永遠の神の祝福に与ることになるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、主イエスが十字架にかけられたとき失望落胆していた弟子たちの間に復活の主が現れて、「平安があるように」と言われました。誰もが復活など信じられないでいましたのに、主イエスは復活してくださり、それによって教会が生まれ建てあげられていきました。あなたの恵みの事実を信じて歩むものとならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。