元気を出しなさい。船は失うが、皆さんのうちだれひとりとして命を失う者はないのです。使徒言行録27章22節

パウロと数人の囚人は、百人隊長ユリウスたちに預けられて、船でローマに向かうことになりましたが、途中で暴風雨に遭い、船は風に流されるままになりました。そればかりではなく、「ひどい暴風に悩まされたので、翌日には人々は積み荷を海に捨て始め、三日目には自分たちの手で船具を投げ捨ててしまった。幾日もの間、太陽も星も見えず、暴風が激しく吹きすさぶので、ついに助かる望みは全く消えうせようとしていた。」(使徒27:18~20)という事態に陥ってしまうのです。

  その時パウロが語った言葉が今日の聖句です。「しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。船は失うが、皆さんのうちだれ一人として命を失う者はないのです。わたしが仕え、礼拝している神からの天使が昨夜わたしのそばに立って、こう言われました。『パウロ、恐れるな。あなたは皇帝の前に出頭しなければならない。神は、一緒に航海しているすべての者を、あなたに任せてくださったのだ。』」(使徒27:22~24)

  私たちの人生にも嵐が訪れることがあります。そして自分の力ではどうしようもないと感じることもあるでしょう。しかし、そのような嵐も神の御手の中にあるのです。神とともに歩む者を、神は必ず支え導いてくださるということを、今日のみ言葉は教えています。

  祈り
天の父なる神様、かってイスラエルが荒野に導かれたように、私たちも人生の荒野を通ることがありますが、その中にあって、いつもあなたの御手があることを忘れることがありませんように。あなたの導きにすべてをお委ねすることができますように。 イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。