19:1 二人の御使いが夕方ソドムに着いたとき、ロトはソドムの門の所に座っていた。ロトは彼らを見ると、立ち上がって迎え、地にひれ伏して、

19:2 言った。「皆様方、どうぞ僕の家に立ち寄り、足を洗ってお泊まりください。そして、明日の朝早く起きて出立なさってください。」彼らは言った。「いや、結構です。わたしたちはこの広場で夜を過ごします。」

19:3 しかし、ロトがぜひにと勧めたので、彼らはロトの所に立ち寄ることにし、彼の家を訪ねた。ロトは、酵母を入れないパンを焼いて食事を供し、彼らをもてなした。

 

神の御使いがどのような姿で現れたのか分かりませんが、主イエスの誕生の時にマリヤや羊飼いたちに現れた時には、まばゆい光を放っていて、恐れを抱いたことが記されています。

 

しかし、この時は、光の天使というよりは普通の人とさほど変わらないような姿で、しかし普通の人ではない神々しさを表しているような姿だったのではなかったでしょうか。

 

先に、アブラハムに現れたのと同じように、ロトも彼らを見ると地にひれ伏して彼らを家に招き入れてもてなしたと言われています。アブラハムがそうであったように、ロトも彼らが神の使いであることを認めたのです。神と神の使いを認めて(見極めて)、そのように対応できることが、私たちにも求められています。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたがこの世に遣わしてくださった預言者たちを、さらにあなたがつかわしてくださった主イエスをもこの世の人々は迫害したことをこの歴史は物語っています。あなたとあなたが遣わしてくださった人を認め、その声に聴き続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。