7:1 そちらから書いてよこしたことについて言えば、男は女に触れない方がよい。

 7:2 しかし、みだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさい。

 7:3 夫は妻に、その務めを果たし、同様に妻も夫にその務めを果たしなさい。

 

コリント教会には、キリストを信じながら娼婦と交わる者がいたのです。そのようなみだらな行いを避けるために、男はめいめい自分の妻を持ち、また、女はめいめい自分の夫を持ちなさいとパウロは勧めています。これは、神が与えて下さった創造の秩序のなかでも夫婦関係に言及しているところです。

 

創世記には、神様が人間を男と女に創造されたことの意味が記されています。「主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」(2:18)、「そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、人は言った。「ついに、これこそ/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう/まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。」(2:22~24)

 

当初、アダムはひとりでしたが、神様は女を創造して、夫婦として共に生きるようにしてくださいました。ひとりの男性とひとりの女性が結婚して神と共に生きるところに祝福があることが分かります。

 

祈り

 

天の父なる神様、造られた者が、造り主であるあなたの御心のうちに生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。