2:7 そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。
2:8 そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。
2:9 彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。
2:10 学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
ベツレヘムは、エルサレムのから南に8キロメートルであり、その道は一本道であったと言われています。「ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめ、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。」のでした。
8キロメートルほどですから、比較的近い道のりと言ってもよいでしょうが、9節を見ると「彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。」と言われています。
ひときわ輝く星が、彼らの行く手を照らしていたのでしょう。不思議な星の出現とその導きによって、彼らは洞窟の馬小屋にいる幼子イエス・キリストに出会うことになるのです。皆さんはどのような導きによってイエス・キリストのもとに導かれたのでしょうか。いずれにしてもそれは神の導きによって導かれ、その心を新たにされてきたのです。
祈り
天の父なる神様、あなたのお導きによってこの暗闇の支配する世にあって、輝く光を見出すことのできますことを感謝いたします。学者たちがその星を見て喜びにあふれたように、私たちも喜びと希望をもってこの光の導きにしたがって、あなたの御心のうちに歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。