子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。「父と母を敬いなさい。」これは約束を伴う最初の掟です。エフェソ6:1~2

これは子供たちに対する勧告ですが、私たちはみな神の子であるとともに、両親の子供であるわけですから、大人になればこのみことばは私には関係がないということはできません。

イスラエルでは、神の導きによって、従来目上の人を敬うという伝統が続いてきました。それは日本でも同じですが、日本においては、この点が薄らいできているようにも思われます。私の祖父や祖母の世代は、親の言うことに従う、学校の先生に従うということは当然のこととされていて、目上の人は権威を持ち、敬われていました。そこには社会の秩序がありました。

それは単に年を重ねてきたというだけではありません。日本においては長い間3世代同居家族が続いてくる中で、目上の人たちは子供や孫たちに生活の様々な知恵を伝えてきたのです。そうしたものが戦後になって崩れてきているように思われます。

祈り

天の父なる神様、御名があがめられますように。私自身があなたをあがめつつ生きることが出来ますように。すべての民があなたをあがめる日が来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。