11:13 自分で判断しなさい。女が頭に何もかぶらないで神に祈るのが、ふさわしいかどうか。
11:14 -15男は長い髪が恥であるのに対し、女は長い髪が誉れとなることを、自然そのものがあなたがたに教えていないでしょうか。長い髪は、かぶり物の代わりに女に与えられているのです。
11:16 この点について異論を唱えたい人がいるとしても、そのような習慣は、わたしたちにも神の教会にもありません。
「女が頭に何もかぶらないで神に祈るのが、ふさわしいかどうか。」自分で判断しなさい、と言われています。女性が頭にかぶりものを付けるというのは、当時一般的に行われていた習慣でした。
当時、教会の礼拝において、女性がかぶりものを付けて出席することが、当たり前のように行われていましたから、パウロは、コリントの教会でも同じように倣えばよいのではないかと言っているのです。
私たちが男性であること、女性であることを大切にして生きることが、その人をより魅力的に映し出すものであり、お互いに与えられたものを用いて補い合い、助け合って生きることを神様は願っておられるに違いありません。
最近になって、LGBTQの問題が取り上げられるようになり、体は男の体をしていても「わたしは女性だから」という人が、女性の水泳大会で次々に金メダルを取るようになったり、女風呂や女子更衣室に行ってわいせつな行為をするようなことが問題になっていますが、こうしたことは自然の秩序に反することであり、女性の人権を侵す行為でもあると思います。
祈り
天の父なる神様、あなたがお与えになった創造の秩序が、最近になって乱されてきているようにも思われます。男性は男性として、女性は女性として、ともに助け合い、補い合い、愛し合う者として歩み続けることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。