15:27 「神は、すべてをその足の下に服従させた」からです。すべてが服従させられたと言われるとき、すべてをキリストに服従させた方自身が、それに含まれていないことは、明らかです。

 

この聖句は、詩編8編からの引用です。それは次のように記されています。

「そのあなたが御心に留めてくださるとは/人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう/あなたが顧みてくださるとは。神に僅かに劣るものとして人を造り/なお、栄光と威光を冠としていただかせ御手によって造られたものをすべて治めるように/その足もとに置かれました。」(詩編8編5~7節)

 

この「すべて」の中には「死」も含まれることが先の聖句には記されていました。イエス・キリストが再臨なさってこの世の悪を裁かれた時には文字通りこのみ言葉が実現するのです。

 

ヨハネの黙示録17章には次のように記されています。「この者どもは小羊と戦うが、小羊は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ。小羊と共にいる者、召された者、選ばれた者、忠実な者たちもまた、勝利を収める。」(17章14節)

 

ここに表されている「子羊」とは、イエス・キリストを表しています。小羊は「小羊は主の主、王の王だから、彼らに打ち勝つ」のです。

 

祈り

 

天の父なる神様、小羊であるイエス・キリストを私たちの救い主としてお与えくださる恵みを感謝いたします。私たちの生涯の間主と共に歩み続けることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。