1:15 このような確信に支えられて、わたしは、あなたがたがもう一度恵みを受けるようにと、まずあなたがたのところへ行く計画を立てました。
1:16 そして、そちらを経由してマケドニア州に赴き、マケドニア州から再びそちらに戻って、ユダヤへ送り出してもらおうと考えたのでした。
「このような確信」と言われているのは、先にパウロが「わたしたちは世の中で、とりわけあなたがたに対して、人間の知恵によってではなく、神から受けた純真と誠実によって、神の恵みの下に行動してきました。」と述べていたように、パウロもコリントの教会も、人間の知恵によらず神の恵みによって支えられてきたという確信です。
サタンは、神に従おうとする者に対して激しい迫害をもたらしますが、パウロはそのような時にも神の恵みによって支えられてきたことを覚えて、伝道旅行の計画を立てたのでした。
それは、今はエフェソにいますが、ここからコリントに行き、「そちらを経由してマケドニア州に赴き、マケドニア州から再びそちらに戻って、ユダヤへ送り出して」もらおうという計画です。この当時は電車も自動車もない時代ですから、主な交通手段は歩いていくことです。彼は、エルサレムからサマリアに、そして地の果てまでわたしの証人となるというキリストの福音宣教命令の言葉を受けて、命をかけてこの働きをしているのです。
祈り
天の父なる神様、私たちにも福音が伝えられるために、そして救いに導かれるためにあなたが多くの人々を用いてその働きを今も続けてくださる恵みを感謝いたします。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。