知恵は真珠にまさり/どのような財宝も比べることはできない。

わたしは知恵。熟慮と共に住まい/知識と慎重さを備えている。

主を畏れることは、悪を憎むこと。傲慢、驕り、悪の道/暴言をはく口を、わたしは憎む。箴言8:11~14

 

私たちは、結局のところ、何を求めて、何を大切にして生きているのでしょうか。ここには、「知恵は真珠にまさり/どのような財宝も比べることはできない。わたしは知恵。熟慮と共に住まい/知識と慎重さを備えている。」と言われています。

 

ここには、神ご自身が知恵であると言われています。私たちが真実の意味で生きること、そして生きるすべを与えてくださるのは神だからです。お金や財産は、私たちの生活になくてはならないものとなっていますが、それは生きるための道具であり、それらのものが私たちを生かしてくれるわけではありません。いのちは神ご自身が与えてくださるものなのです。

 

いのちある生活は、私たちの心の思いや生き方と関係しています。どれほど財産があり、優雅な暮らしをすることが出来たとしても、「主を畏れることは、悪を憎むこと。傲慢、驕り、悪の道/暴言をはく口を、わたしは憎む。」と言われているように、神が疎まれるような生き方をしているものは、いのちある人生からは離れていると言えるでしょう。

 

祈り

 

天の父なる神様、すべての良きものを与えてくださるのはあなたです。しかし、愚かな人間は、あなたからいただいている恵みを忘れ、目に見えるいつかは失われていくものにより頼むこともあります。信仰によって確かなものを見つめていくことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。