30:15 レアは言った。「あなたは、わたしの夫を取っただけでは気が済まず、わたしの息子の恋なすびまで取ろうとするのですか。」「それでは、あなたの子供の恋なすびの代わりに、今夜あの人があなたと床を共にするようにしましょう」とラケルは答えた。
30:16 夕方になり、ヤコブが野原から帰って来ると、レアは出迎えて言った。「あなたはわたしのところに来なければなりません。わたしは、息子の恋なすびであなたを雇ったのですから。」その夜、ヤコブはレアと寝た。
30:17 神がレアの願いを聞き入れられたので、レアは身ごもってヤコブとの間に五人目の男の子を産んだ。
30:18 そのときレアは、「わたしが召し使いを夫に与えたので、神はその報酬(サカル)をくださった」と言って、その子をイサカルと名付けた。
30:19 レアはまた身ごもって、ヤコブとの間に六人目の男の子を産んだ。
30:20 そのときレアは、「神がすばらしい贈り物をわたしにくださった。今度こそ、夫はわたしを尊敬してくれる(ザバル)でしょう。夫のために六人も男の子を産んだのだから」と言って、その子をゼブルンと名付けた。
30:21 その後、レアは女の子を産み、その子をディナと名付けた。
続いて、レアは身ごもって、イサカル、ゼブルンという二人の男の子と、ディナという一人の女の子を出産しました。イサカルは「幸福」を意味するサカルという語からの名前であり、ゼブルンは「寛容」、「広大な住処」という意味があります。ディナは、「正義・公正」という意味を持っています。
いずれもいい名前ですね。私たちも親から名前を付けてもらいました。自分の名前を気に入っている人もあればそうでない人もあるかと思いますが、私の場合は、信仰の信と平和の和をつけて信和という名前を付けていただきました。
いい名前だと思いますが、この名前のように生きていけるかというとどうでしょうか。この世の人生の終わりに自分の人生を振り返って、満足できるような人生を送りたいものですね。
祈り
天の父なる神様、この世に生を与えられ、命溢れるこの世界に生かされていることを感謝いたします。あなたによって与えられているいのちを大切に覚えながら互いに愛し合う者とならせてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。