16:5 ただし、六日目に家に持ち帰ったものを整えれば、毎日集める分の二倍になっている。」

16:6 モーセとアロンはすべてのイスラエルの人々に向かって言った。「夕暮れに、あなたたちは、主があなたたちをエジプトの国から導き出されたことを知り、

16:7 朝に、主の栄光を見る。あなたたちが主に向かって不平を述べるのを主が聞かれたからだ。我々が何者なので、我々に向かって不平を述べるのか。」

16:8 モーセは更に言った。「主は夕暮れに、あなたたちに肉を与えて食べさせ、朝にパンを与えて満腹にさせられる。主は、あなたたちが主に向かって述べた不平を、聞かれたからだ。一体、我々は何者なのか。あなたたちは我々に向かってではなく、実は、主に向かって不平を述べているのだ。」

 

イスラエルを荒野に導かれた神は、彼らに天からの「マナ」と言われる食べ物を降らせて彼らを養ってくださいました。それは1週間のうちの安息日以外の毎日降り続け、金曜日には二日分のマナが降って日々の糧を与えて下さいました。

 

そのように毎日、彼らが生活するために必要なだけのマナを降らせてくださって彼らの毎日の暮らしを養ってくださいました。彼らは、神によって自分たちの暮らしが養われ生かされていることをは霧と教えられることが出来たのです。

 

この出来事を通して神は、今日の私たちをも養っていてくださることを教えておられます。主イエスは、マタイによる福音書630節で、「今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。」と言われました。

 

神は今日も、この世界にあるあらゆるいのちを養い、支えていてくださいます。感謝をもって今日も主の恵みのうちを歩む者でありたいと思います。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたは私たちに必要なものが何であるかをよくご存知です。そしてそれを与えて下さっています。それの鳥や野の花を見る中で、またこの自然界のいのちの営みを見る中で、あなたの恵みを覚えつつ、感謝をもって生きる者とならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。