主にある交わり

 16:15 兄弟たち、お願いします。あなたがたも知っているように、ステファナの一家は、アカイア州の初穂で、聖なる者たちに対して労を惜しまず世話をしてくれました。

 16:16 どうか、あなたがたもこの人たちや、彼らと一緒に働き、労苦してきたすべての人々に従ってください。

 16:17 ステファナ、フォルトナト、アカイコが来てくれたので、大変うれしく思っています。この人たちは、あなたがたのいないときに、代わりを務めてくれました。

 16:18 わたしとあなたがたとを元気づけてくれたのです。このような人たちを重んじてください。

 

1章１６節によると、「ステファナの一家」は、パウロから洗礼を受けた人たちであり、アカイア州の初穂と言われているように、パウロのコリント宣教によってクリスチャンとなった最初の人たちでした。

 

コリントの教会が生まれた最初の時からの信徒たちでした。この人たちは、「聖なる者たちに対して労を惜しまず世話をしてくれました。」と言われていますので、教会においてとても素晴らしい働きをしていたと思われます。

 

パウロはこの手紙をエフェソで書いていますが、パウロのところに「ステファナ、フォルトナト、アカイコ」がやってきて、コリントの教会の様子を話してくれたり、質問したいことなどを携えてやってきたのでした。

 

このような主にある交わりが与えられていることは、パウロにとっても大きな慰めであり励ましであったに違いありません。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちに同じ信仰によって歩む兄弟姉妹、主にある交わりを与えられていることを、心より感謝いたします。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。