あなたの業を主にゆだねれば、計らうことは固く立つ。箴言16:3
あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。

エフェソの信徒への手紙には、「どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。」(エフェソ6:18)といわれています。

また、2コリント6章にも、「「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。」(2コリント6:2)といわれています。

 

神は、私たちの祈りを聞いてくださるから、根気よく祈り続けるようにといわれているのです。ただし、神が私たちの願いを聞いてくださるというのは、私が願った通りに聞いてくださるとは限りません。神は私たち以上に私のことを知っておられて、その時、真実にわたしに必要なものを与えてくださるということです。

 

「あなたの業を主に委ねる」ということは、この働きが主の御心にかなうことなのかということを吟味しながら、神が喜んでくださることを行う、という意味合いも含まれています。これは先に、「何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ12:2)といわれていたことを踏まえて、神にその結果をお委ねするということです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたにすべてを委ねる信仰を増し加えてください。そして、あなたの御心に従うことが出来ますように、日ごとにあなたの御心に近づけるような心へと私を新しくしてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。