26:25 イサクは、そこに祭壇を築き、主の御名を呼んで礼拝した。彼はそこに天幕を張り、イサクの僕たちは井戸を掘った。・・・
26:31 次の朝早く、互いに誓いを交わした後、イサクは彼らを送り出し、彼らは安らかに去って行った。
26:32 その日に、井戸を掘っていたイサクの僕たちが帰って来て、「水が出ました」と報告した。
26:33 そこで、イサクはその井戸をシブア(誓い)と名付けた。そこで、その町の名は、今日に至るまで、ベエル・シェバ(誓いの井戸)といわれている。
今日のみ言葉には、祈ってことを行うことの大切さが記されています。井戸は当時の人々にとって無くてはならない生命線でしたが、イサクは祈りをもって神の導きを求め、そうした中で井戸を掘っていったことが分かります。
アブラハムの時代に掘られていた井戸はペリシテの人たちが埋めてしまいました。また井戸を掘った後でゲラルの人たちがやってきて争いが生まれました。このような時、井戸を掘ることをあきらめたり、ゲラル人に対して武装蜂起することも考えられましたが、イサクは争うことをやめて他の場所に井戸を掘ることにしました。
そして平和裏に生活できるように誓いを交わしたことも記されています。イサクは何よりもアブラハムに与えられた神の祝福を継承し、神の御心を求めて生きた人であったということが出来ます。
祈り
天の父なる神様、あなたはイサクとその一族を祝福し、井戸からの水によって彼らを養ってくださったばかりではなく、周囲の人々とも良好な関係を持つことが出来るように導いてくださいました。私たちをもあなたの御手をもって守り導いてください。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。