4:1 では、肉によるわたしたちの先祖アブラハムは何を得たと言うべきでしょうか。

 4:2 もし、彼が行いによって義とされたのであれば、誇ってもよいが、神の前ではそれはできません。

 4:3 聖書には何と書いてありますか。「アブラハムは神を信じた。それが、彼の義と認められた」とあります。

 

アブラハムは「信仰の父」と言われていますが、アブラハムが神様に義なる者と認められたのは、彼の行いの故ではありませんでした。「アブラハムは神を信じた。それが、彼の義と認められた」と言われているとおりです。

 

アブラハムだけではなく、私たちもすべて、行いによって神に義と認められるものは一人もありません。けれども、神様は、神を信じることによって義と認められることが出来るようにしてくださいました。

 

アブラハムのような旧約時代に生きた人たちをも含めて、すべての人が神の前に義と認められる根拠は、神の御子であるイエス・キリストの生涯と十字架の死と復活にあるのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、アブラハムのように、どのような事態にあってもあなたを信頼し、私の主であり私の神であり私のよき羊飼いであるお方を信じて生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。