2:1 兄弟たち、わたしもそちらに行ったとき、神の秘められた計画を宣べ伝えるのに優れた言葉や知恵を用いませんでした。
2:2 なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです。
聖書は、旧約聖書・新約聖書いずれも非常に分厚いもので、これを理解するのは大変だと思われるかもしれませんが、聖書によって神様が私たちに伝えたいと思われていること、私たちが救われるために、知らなくてはならないことは、そんなに多くはありません。
突き詰めて言えば、一つだけなのです。「キリストの十字架の恵み」。これだけです。この恵みを、しっかりと理解し、受け止めていけば良いのです。信仰とは、そういう意味では、単純なものだと言うことができます。
今日の聖句に置いてパウロが述べているように、十字架の救いの恵み。ただこのことだけに集中する。それが信仰なのです。ですからパウロも、コリントの教会の人たちに救いを宣べ伝えるのに、優れた言葉や知恵を用いませんでした。ただ十字架につけられたイエス・キリストのみを語ったのです。
祈り
天の父なる神様、クリスマスを迎える季節、イエス・キリストの誕生の意味、イエス・キリストの十字架の意味を覚えつつ、こころからキリストの誕生をお祝いすることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。