6:3 わたしたちはこの奉仕の務めが非難されないように、どんな事にも人に罪の機会を与えず、

 6:4 あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示しています。大いなる忍耐をもって、苦難、欠乏、行き詰まり、

 6:5 鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、

 6:6 純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、

 

 6:7 真理の言葉、神の力によってそうしています。

 

神との協力者とされ、神の救いの恵みを宣べ伝える者となった者は、「この奉仕の務めが非難されないように、どんな事にも人に罪の機会を与えず、あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示」していくことが必要です。

 

神様はこの働きを弱さを持ち、罪を犯してしまうようなものに委ねてくださいました。この働きは、決して人間の努力や知恵によってできるものではありません。神様の導きなしには到底できないことです。

 

神の導きがあるからこそ、「あらゆる場合に神に仕える者としてその実を示しています。」ということが出来るのです。「大いなる忍耐をもって、苦難、欠乏、行き詰まり、鞭打ち、監禁、暴動、労苦、不眠、飢餓においても、純真、知識、寛容、親切、聖霊、偽りのない愛、真理の言葉、神の力によってそうしています。」と述べているパウロのように、私たちもあらゆる場合に、大いなる忍耐をもって、偽りのない愛をもってこの働きをしていきたいと願うものです。

 

祈り

 

天の父なる神様、あなたの導きによって、罪を赦され、救いの恵みにあずかる者とされたばかりではなく、この素晴らしい福音を人々に宣べ伝える者とされていることを心より感謝いたします。暗い時代にあっても、「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。」(ヨハネの福音書1章5節)という事実を、ここにこそ希望があることを多くの人々と分かち合っていくことが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。