イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。マルコの福音書1章14~15節

主イエスが語られた「神の国」とは、神の支配を表すものであり、人類の罪のために損なわれてしまった神の御心、神の救いの約束がいよいよ実現される時が来たということを表しています。

神はこの世界を支配する権威を人類に与えてくださいましたが、人類が罪を犯してしまったために、サタンがこれを奪ってしまい、サタンがこの世の支配者であるかのような状態が今なお続いています。

けれども聖書の歴史を見るとき、神は私たちに与えてくださった救いの約束を実現しておられ、今日も私たちを守り、支え、導いてくださっています。ここに私たちの希望があるのです。

神の国の到来が完成し、神の栄光が遍く現されるようになるのは、イエス・キリストの再臨によってもたらされることですが、今日も神の国が近づきつつあることを覚えつつ、その時を待ち望む者でありたいと思います。

祈り

天の父なる神様、神の国が近づいたこと、今も私たちのうちに来ていることを覚えて、主にあって、主とともに歩み続けることができますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。