13:45 また、天の国は次のようにたとえられる。商人が良い真珠を探している。
13:46 高価な真珠を一つ見つけると、出かけて行って持ち物をすっかり売り払い、それを買う。
イエス様はまた、神の国を「一つの高価な真珠」にたとえられました。良い真珠を探している商人が、「高価な真珠を一つ見つけると、出かけて行って持ち物をすっかり売り払って、それを買う」というのです。
この商人は、良い真珠を探し求めてきて、それが見つかると持ち物をすっかり売り払ってよい真珠を買うだろうと言われるのです。このたとえは「畑に隠されている宝のたとえ」と似ています。どちらのたとえにも共通しているのは、見つけた人が、「持ち物をすっかり売り払って、それを買う」ということです。
つまり、神の国（天の国）は、すべてのものを犠牲にしてでも手にいれるべき絶対的な価値があるのです。イエス様において到来した神の国の中心的現れは、キリスト教会でささげられる礼拝です。天上で神への礼拝がささげられているように、この地上においても神への礼拝がささげられるようになるのです。
私たちは、日曜日を主の日として、教会に集い礼拝をささげています。また、それぞれの収入に応じて献金をささげております。それは、高価な真珠の値打ちが分からない人からすれば、愚かなことに思えるかも知れません。
しかし、高価な真珠の値打ちを知っている私たちには喜びであり、最優先になすべきことなのです。なぜなら、キリストの名によってささげられる礼拝においてこそ、私たちは天の国の祝福を豊かに受けることができるからです。
祈り
天の父なる神様、本当に良いもの、私たちを真実に生かしいのちを与えて下さるものを見極めることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
