あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。フィリピ人への手紙2:13
神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。

私たちが礼拝をささげるのも、みことばを読み、それを理解させて、信仰を与えてくださるのも、神が私たちのうちにはたらいて、そのように導いてくださったからにほかなりません。

 

神を信じ、神とともに生きていくようにと志(願い)を与えてくださるとともに、実現に至らせてくださるのも神の働きの中で行われていることです。

「今日は日曜日だから教会に礼拝に行こう」と考えるのも、実際にそこに足を運ぶのも、自分自身の決断で行っていることですが、そのような決断ができるように、私の心に働きかけてくださり、様々な条件を整えて、礼拝に出ることができるようにしてくださっているのは神ご自身です。

 

これは、私たちがまるで操り人形のように、わけもわからないもまに体がそちらに行ってしまったというようなことではありません。なんだか催眠術にかかったようにいつのまにか礼拝に出ていた、というようなことではないのです。神は私たちの心に働いて下さり、私たちが強いられてではなく、義務としてでもなく、真心から神を求め、神とともに生きることを喜びとすることができるように導いてくださるのです。

 

神は私たちが心そのものを新しくされて、自分で考え、理解し、神とともにその恵みのうちに生きることができるように導いてくださっているのです。

 

祈り

 

天の父なる神様、私たちは真理を求めることも、あなたに従うこともできない者ですが、あなたがそのような者に働いて、心を新しくしてくださり、命へとつながる新しい人生を与えてくださることを感謝いたします。

あなたの御心を求めて、それを行う者とならせてください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。