ですから、これらの警告を拒む者は、人を拒むのではなく、御自分の聖霊をあなたがたの内に与えてくださる神を拒むことになるのです。兄弟愛については、あなたがたに書く必要はありません。あなたがた自身、互いに愛し合うように、神から教えられているからです。1テサロニケ4:8~9

パウロがテサロニケの教会にあてた手紙は、単なる手紙ではなく、神がパウロに書かしめたものでした。

パウロがかつてテサロニケの教会の方々に与え、再度繰り返して指示していることは、すでに2節以下に記されていたことでした。

「わたしたちが主イエスによってどのように命令したか、あなたがたはよく知っているはずです。実に、神の御心は、あなたがたが聖なる者となることです。すなわち、みだらな行いを避け、おのおの汚れのない心と尊敬の念をもって妻と生活するように学ばねばならず、神を知らない異邦人のように情欲におぼれてはならないのです。このようなことで、兄弟を踏みつけたり、欺いたりしてはいけません。わたしたちが以前にも告げ、また厳しく戒めておいたように、主はこれらすべてのことについて罰をお与えになるからです。」(2~6節)

テサロニケの教会の人たちは、神によって信仰を与えられ、すでにその罪を贖われた人たちですが、救われたものは、以前の神を知らない者のようにではなく、神の御心に従って生きるように勧められているのです。

祈り

天の父なる神様、あなたの教えは時代が変わり、民族や人種が変わっても変わることはありません。あなたの御心のように歩むことが出来ますように。お守りお導きください。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。