6:14 あなたはゴフェルの木の箱舟を造りなさい。箱舟には小部屋を幾つも造り、内側にも外側にもタールを塗りなさい。
6:15 次のようにしてそれを造りなさい。箱舟の長さを三百アンマ、幅を五十アンマ、高さを三十アンマにし、
6:16 箱舟に明かり取りを造り、上から一アンマにして、それを仕上げなさい。箱舟の側面には戸口を造りなさい。また、一階と二階と三階を造りなさい。
神は、罪によって堕落した人類を滅ぼすことを決意し、神に忠実であったノアにこのことを告げるとともに、大きな箱舟を作るようにお命じになりました。
ここには箱舟の大きさも指示されています。1アンマは約50CMですから、長さ300アンマは約150メートルにもなります。3階建てであることを考えると、15000トンほどの船になると考えられます。
近くに海があってこれを浮かべるということではありません。むしろ山の上の方でこの船を作って洪水から逃れるようにせよと言われたのです。
たとえ雨が降ったとしても、自然現象でそれが何日も何か月も続いて、洪水はおろか山の頂さえ見えなくなるようになるなどと想像することは難しいことです。しかし、ノアは神の言葉を信じてそれに従ったのです。
祈り
天の父なる神様、あなたは罪の世界をお裁きになりましたが、ノアを通して人類が救われて生きる道を拓いてくださいました。そして、今私たちにもみ言葉を与え、あなたの道を生きる者としてくださっていることを感謝いたします。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。