2:12 わたしたちは、世の霊ではなく、神からの霊を受けました。それでわたしたちは、神から恵みとして与えられたものを知るようになったのです。

 2:13 そして、わたしたちがこれについて語るのも、人の知恵に教えられた言葉によるのではなく、“霊”に教えられた言葉によっています。つまり、霊的なものによって霊的なことを説明するのです。

 

わたしたちは、世の霊ではなく、神からの霊を受けました。」と言われています。「神の霊を受けている」からこそ、神の愛を知り、キリストの恵みを知り、その恵みに応える者とされているのです。「わたしたちも」と言われているのは、全てのキリスト者がそうだからです。

 

ここでは、「世の霊」を受けている人と「神からの霊」を受けている人が区別して記されています。この世にあって、どんなに学識があって知恵も豊かな人だと思われる人であっても、神の霊を受けていない人は、決して神を神として認めることが出来ません。

 

神からの霊によらなければ、神を知ることも、神の言葉を理解することも、信仰による救いに与ることも出来ないのです。ここで、男女の問題から結婚に関する様々な、やっかいな問題にまで答えながら、パウロが言っていることは、私もあなたがたも神の霊を受けているということです。

 

祈り

 

天の父なる神様、神の霊によって教えられなければ、決して知ることが出来なかったことを知らされているという事は驚くべきことです。神と共に生きる人生をキリストと御霊に導かれて生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。