あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。――光から、あらゆる善意と正義と真実とが生じるのです。――エフェソ5:6~7

この世界には光と闇が存在しています。そして私たちの内にも光と闇が存在しているように思います。神によって選ばれ、イエス・キリストを救い主と信じて受け入れた後でも自分自身のうちにある罪がなくなるわけではありません。失敗もするし、言ってはならないことを言ってしまったり、してはならないことをしてしまうこともあるのです。

けれども、イエス・キリストのあがないのゆえに、神と私たちとの間においては「主に結ばれて、光となって」いるのです。同じことを表現している言葉として、例えば、「悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」(ルカ10:20)、「わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。」(フィリピ3:20)などがあります。

なお、罪の性質を宿しておりますが、それはこの世限りのものです。キリストのゆえに罪を赦され、来るべき世においては、もはや罪のない、キリストに似たものとして永遠の命に生きるのです。

祈り

天の父なる神様、闇に属していた私たちを、罪と死の力から解放し、命に向かう人生を与えてくださいますことを感謝いたします。光の子として歩むことができますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。