7:10 更に、既婚者に命じます。妻は夫と別れてはいけない。こう命じるのは、わたしではなく、主です。
7:11 ――既に別れてしまったのなら、再婚せずにいるか、夫のもとに帰りなさい。――また、夫は妻を離縁してはいけない。
マルコによる福音書10章において、イエス・キリストは次のように言われました。「天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。だから二人はもはや別々ではなく、一体である。従って、神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」(マルコ10:5~9)
今日の聖句もこれと同じことを教えています。男性と女性が結婚に導かれた場合、特に二人ともイエス・キリストを信じる信仰を持っている者であればその人たちは神によって結び合わされた者だとも言われています。
神が結び合わせた夫婦は生涯の間離れてはならないと言われるのです。これは夫婦が共にクリスチャンである場合のことです。そうでない場合、夫の暴力に耐えかねている妻がいたり、強制的に結婚させられたり、不倫によって子供が出来て仕方なく一緒に暮らしているようなことなどもあるかもしれません。こうしたことは祈りをもって、神の御心を求めつつ判断していくことも必要でしょう。
祈り
天の父なる神様、結婚はあなたの前に神聖なものですが、人間の罪によってこれを汚してしまうこともあります。真実に幸せな結婚生活を送ることが出来ますように。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。