29:12 ヤコブはやがて、ラケルに、自分が彼女の父の甥に当たり、リベカの息子であることを打ち明けた。ラケルは走って行って、父に知らせた。
29:13 ラバンは、妹の息子ヤコブの事を聞くと、走って迎えに行き、ヤコブを抱き締め口づけした。それから、ヤコブを自分の家に案内した。ヤコブがラバンに事の次第をすべて話すと、
29:14 ラバンは彼に言った。「お前は、本当にわたしの骨肉の者だ。」
井戸の上には大きな石が乗せてありましたが、ヤコブは人手を借りずにその石をとり除いてラバンの羊に水を与えました。
ヤコブは、自分が父の親族で、リベカの子供であることを告げると、ラケルは走って行ってこのことを父に話しました。ラバンは、妹の子ヤコブのことを聞くと、彼を迎えに行き彼を抱いて接吻したといわれています。
ヤコブはアブラハム、イサクへと続いてきた神の祝福を受け継ぐものとなったことは先に記されていましたが、その祝福されたものとしての印がここにも記されているのです。ヤコブがラバンに事の次第をすべて話すと、ラバンは彼に言った。「お前は、本当にわたしの骨肉の者だ。」と述べたことが記されています。
祈り
天の父なる神様、あなたは、私たちの髪の毛がどれだけあるのかさえ数えられているといわれました。私たちが気づいていないことまでも、日常生活の何気ない出来事の中にもあなたの御手の中に守られ支えられて今日があることを覚えて感謝いたします。あなたの御手を信じて歩むことが出来ますように。
イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。