14:16 神は過ぎ去った時代には、すべての国の人が思い思いの道を行くままにしておかれました。

 14:17 しかし、神は御自分のことを証ししないでおられたわけではありません。恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あなたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。」

 14:18 こう言って、二人は、群衆が自分たちにいけにえを献げようとするのを、やっとやめさせることができた。

 

リストラの群衆たちは、パウロとバルナバを神々であるようにあがめようとしたために、バルナバとパウロは、自分たちは人間に過ぎないものであり、生まれつき足の不自由な人が癒されて歩けるようになったのは、天地を創造された主なる神によるものであることを伝えました。

 

そしてこの神様は、「恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あなたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。」主なる神によって私たちは生かされているということを伝えました。

 

こうして群衆たちがバルナバとパウロにいけにえを捧げるのをやめさせることは出来ましたが、このように世界の多くの人々は、神様がどのようなお方であるのかということについて正しい認識を持っていません。真実の神様がどのようなお方であるのかを伝えることがクリスチャンの使命であると言えます。

 

祈り

 

天の父なる神様、十戒の第一戒において、「わたしのほか何物をも神としてはならない」と言われていますが、神によって創造され生かされている人たちの中にも、まことの神以外のものを神としている人がたくさんおられることを思います。それは決して他人ごとではなくて、自分自身がこの戒めを破っていることに気づかされることもあります。あなたに導かれて、まことの神のみを神として生きることが出来ますように。

イエス・キリストの御名によって祈ります。