8:12 彼は更に七日待って、鳩を放した。鳩はもはやノアのもとに帰って来なかった。

8:13 ノアが六百一歳のとき、最初の月の一日に、地上の水は乾いた。ノアは箱舟の覆いを取り外して眺めた。見よ、地の面は乾いていた。

8:14 第二の月の二十七日になると、地はすっかり乾いた。

8:15 神はノアに仰せになった。

8:16 「さあ、あなたもあなたの妻も、息子も嫁も、皆一緒に箱舟から出なさい。

 

ノアは、初めから終わりまで神の命令に応えていったことが分かります。

150日もの間水が引かなかったということですから、ノアたちは、少しでも早く箱舟から出たいという思いがあったに違いありません。

 

ノアは、雨がやんで陸地が乾くのを待ってカラスやハトを放ちました。ハトが戻ってこないのを確かめると水が引いてきたことが分かりましたが、自分の判断で戸を開けて外に出ていくことはしませんでした。

 

あくまでも神からの指示を待って、それに応えていくのです。私たちはどうでしょうか。自分の判断で自分のしたいようにしたいという思いはあると思いますが、神のみ言葉を聞き、それに従うという在り方を神は私たちに教えてくださっています。

 

祈り

 

天の父なる神様、ノアが神に従ったように、私たちもあなたへの信頼をもって従うことが出来ますように。

イエス・キリストの御名前によって祈ります。アーメン。